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誰も教えてくれない脳と医療の話

誰も教えてくれない脳と医療の話 脳神経外科の現場から誰も教えてくれない脳と医療の話 脳神経外科の現場から
著者:名月論
発行所:文芸社
発売日:2011年6月15日

Amazon.co.jp 商品詳細を見る


献本していただきました
 今回紹介させていただく書籍は、本書の著者である名月論さんから献本していただいた書籍です。名月論さん、ありがとうございます。

 最初に、献本の話をいただいたとき、私が読んでいる分野の書籍ではなかったので、1度お断りさせていただいたのですが、名月さんから「そもそも医療の知識のない方向けに書こうと思った本ですので、実は、あまり知識がない方に読んでもらいたい本なんです。」というお言葉をいただき、読ませていただくことになりました。

 それに読まず嫌いはいけませんしね(笑)

 名月論さんのブログ 「ある脳外科医のぼやき」

この本が読みたくなる一言
 日本は、なんといっても気軽に受診ができ、医療費の個人負担が少ない優しい国です。地方でもない限り、近所に病院がないということは、あまりありません。受診回数も欧米の2~3倍ほど多いようで、病気の早期発見もでき、よいことばかりのように思われます。

 しかし、受診回数が多いからといって、医療現場のことをよく知っているわけではありません。

 どちらかというと、お医者さんに言われるがままといってもいいですし、逆にお医者さんの事情も考えずに、こちらの要望ばかりを押し付けているということもあります。

 それに治療について説明されても、難しい言葉ばかりで、意味もわからず判断しなければならない状況も多いはずです。

 私も健康診断などで、質問をしたりするのですが、かえってくる返事は、ほとんど意味がわからないことの方が多いように思います。

 本書を読んでみて思ったことは、私たち1人ひとりが医療のことに詳しくなるのは難しいかもしれませんが、ある程度の知識と医療現場の現状を知っておくことは必要なのだと思ったことです。

 何かあったときの対処の仕方は知っておいて損はありません。自衛の力を身につけることは必要なのです。

 特に病院にあまりいかない人にとっては、病気の初期症状を知ることはとても大事です。例えば、風邪っぽい症状1つとっても、ただの風邪なのか、細菌に感染しているのか、気道が塞がって窒息することもあるのかなど、いろいろありえるようなのです。

 初期症状を理解しておくだけでも、そのあとの治療に大きな影響を与えるのです。

 今回は、私では詳しく医療の内容を説明するのは難しいので、第4章の「医者とお金と医療制度」について、記事を書きたいと思います。

過酷な仕事
 想像していた通り、医者の仕事は過酷なようです。

 昔の話ですが、私の知り合いにも研修医の人がいて、年に数日しか休みがなく、限界ギリギリで働いているという話を聞いたことがあります。給与の面では割に合わない仕事の量だったようです。

 これは、本書にでてくることなのですが、研修医の1番の仕事とは経験を積むことです。そのためには、過酷な環境で仕事をすることは必要なことなのかもしれません。

 私たちも、しっかりとした経験と技術を持った先生に診てもらいたいと思うものです。

 しかし、この現状で、どれだけの人が医者になることに魅力を感じることができるのでしょうか?

 現在では、人を救いたいという強い気持ちだけで、無理をして仕事を続けている人が多いように思われます。これからは、もっと強い気持ち以外での、モチベーションを高める方法が必要になってくるのではないでしょうか。

現在の医療制度での医者の現状
 研修医の期間を頑張って、勤務医になったとします。著者がいうには、勤務医になれば、年収は1000万前後になるようなのです。これを多いと思うのか少ないと思うのかは、考え方次第によると思うのですが、ここにも矛盾が存在しているのです。

 現在の医療制度では、診療科によって、給与体系に違いがないらしいのです。本書では楽な科と忙しい科があるといっているのですが、そこに給与の違いはありません。

 楽な科といっても、一生懸命頑張っている人もいるのでしょうから、一概にこの科の人は楽をしているとはいえないかもしれませんが、リスクや技術には違いがあるはずです。心臓外科や脳外科は、他の科よりもリスクを背負っているはずです。

 訴訟などのリスクを背負っている科と、そうでない科が、同じような給与体系になっている場合、忙しくてリスクの高い科に進みたがる人は、これからさき現れるのでしょうか?

負の連鎖
 これらの問題が解決できなければ、勤務医の多い科と少ない科が生まれ、少ない科は、より労働条件が過酷になり、そこで働きたいと思う人も、より減っていくことになります。

 大学病院で働いている人は、もっと苦しい給与体系になっているようです。年収は500万円~1000万円程度なのですが、基本給にあたるものは、もっと少なく、パートというシステムで収入を補っているそうなのです。

 本来、人の命を預かる人たちには、お金のことは何も心配せずに、治療のことに専念してもらえることが1番よいことなのですが、本書を読んでいると、いまの現状では、それも難しいように思えます。

 生活や経営のために、最善の治療ができないこともありえるのかもしれません。

 ただ単に給料を上げれば解決できるような問題ではなく、現在の医療制度のシステムに問題があるように思えます。

 私たちサラリーマンでも、給料が安くても、働きやすい会社や、会社の価値観への共感などで、会社を選ぶことはあります。それと同じように、病院というものも、もっと環境を変える必要があるのかもしれませんね。

目次
 第1章 身近な医療の話   町のお医者さんについて、良い医者と悪い医者の見分け方などが載っています。

 第2章 脳外科の病気   脳卒中といわれる、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞の症状について載っています。

 第3章 脳外科の治療   頭蓋骨の外し方や、くも膜下出血、脳出血、脳梗塞などの治療方法について載っています。

 第4章 医者とお金と医療制度   現在の医療制度の姿が載っています。

Amazon.co.jp 誰も教えてくれない脳と医療の話 脳神経外科の現場から

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コメント

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No title

へぇ~!!
この本はちょっと食いつきましたね。
仕事柄、医師と接する機会も多いし、不思議と医師のお客さんが多かったりするのですが、この記事に書かれてある通りと思います。

収入だけみたら、ビックリしますがそのお金を使って家族と過ごす時間もない人が多いですからね・・・

書店で探してみますね!!

予想どおりです

銀蔵さん

やっぱり食いつきましたか!

献本の話をいただいた時、この本は銀蔵さん向けの本だから、
著者の方に、銀蔵さんを紹介しようかと考えたぐらいですよ。

医療と保険は、切っても切れない関係ですかね。
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