献本していただきました 今回紹介させていただく書籍は、
アスキー・メディアワークスの佐藤正生さんから献本していただいた本です。佐藤正生さん、ありがとうございます。
「アスキー・メディアワークス」この本が読みたくなる一言 いまや、日本でも、世界でも、原発に代わるエネルギー源を確保するために、多くの道を模索し始めています。
資源や環境、安全のことを考えれば、石油や原発に依存しないエネルギー源をつくりだす必要があるのです。インドネシアなどでは、地熱発電に注目が集まっていますし、太陽光や風力などの再生可能エネルギーにも注目が集まっています。
本書では、その代替エネルギーとして、天然ガスを使った火力発電(最新式の大型コンバインドサイクル発電)を紹介しているのです。
本書の著者は、代替エネルギーを決定する要因として、エネルギーを生み出すために必要になるコストや、利用価値という視点から、天然ガスによる発電を薦めています。 もちろん、このような話は立場によって解釈が変わるため、「天然ガス」というものを、1つの考え方として参考にし、他のいろいろな意見も取り入れるべきです。
私は、専門化ではありませんので、どれが1番よいとはいえません。だからこそ、いろいろな考え方を柔軟に取り入れることができるとも思っています。みなさんも、いろいろな発電方法を知ってみてはいかがでしょうか?
何を基準に選ぶのか 代替エネルギーを考えるときに指標にしなければならないものとは、何でしょうか?
そこにはエネルギーを生み出すコストや、環境への負荷、数少ない国への依存を避ける、資源量の確保のしやすさなど、総合的に判断して選ばなければなりません。 本書では、エネルギー源の価値をはかる基準として、「産出/投入比率」という考え方を紹介しています。
これは、あるエネルギーを生み出すのに、どれほどのエネルギーが必要かをはかる指標です。これらは技術の進歩などで、大きく変わることになりますので、注意が必要ですが、これは一つの重要な基準になります。
もちろん、コストだけでなく、安全面や将来のリスクも忘れてはならないことです。
なぜ天然ガスなのか この指標を使って、エネルギー効率がよいものを考えた場合、太陽光や風力は、まだまだ課題が多く残っています。石油や石炭は効率がよいですが、資源に限りがありますし、環境のことも考えなければなりません。
そこで登場するのが、天然ガスなのです。天然ガスは、発電コストが安く、二酸化炭素の排出量も従来の石炭などに比べて、少なくてすむのです。本書の内容 本書では、この天然ガスというものが、どのようなものであり、どのように活用するべきなのかが説明されています。
他のエネルギーと比べて、どれほど価値があるのか?環境に対しての影響はどうなのか?今の技術で採掘に問題はないのか?などの問題に答えてくれています。
そして気になるのが、どれほどの埋蔵量があり、何年ほど使い続けることができるのかということです。
世界も、この天然ガスにエネルギー政策をシフトしてきています。天然ガスは、多くの国に眠っているため、いままでは、天然ガスを輸入していた国が、輸出する国に変化してきているのです。それらのことについても本書では、ふれられています。
Amazon.co.jp 大転換する日本のエネルギー源 脱原発。天然ガス発電へ (アスキー新書)

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