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社員みんながやさしくなった(後半)

社員みんながやさしくなった社員みんながやさしくなった
著者:渡邉幸義
発行所:かんき出版
発売日:2010年10月18日

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 今回は前回の記事の続きです。

FDメンバーがもたらすもの
 著者は、障がい者のことを「FDメンバー」(フューチャー・ドリーム)と呼んでいます。それは、未来の夢をともに実現するメンバーという意味があります。

 FDメンバーとのふれ合いは、予想もしなかった大きな力を生み出しました。

 それは、そこで働く社員の意識が変わり始めたことです。

 FDメンバーには、感動を生み出す力があります。それは、私たちが普段忘れてしまいがちである、生きる姿勢・人生との向き合い方を思い出させてくれるのです。それが周りに伝わるのです。

 本書には、素晴らしいエピソードが載っています。会社が危なくなったとき、誰かをリストラして切り抜けなければならなくなったとき、どうするのかというものです。

 そのとき、著者は社員にたずねたそうです。FDメンバーを解雇するのか、自分たちの給料を減らすのかと。

 みんなの答えが「自分たちの給料を減らしてください」だったことに、著者は、社員のみんなが自分の気持ちを理解してくれていることに感動したそうです。

障がい者雇用の壁を越えるために
 著者の会社、アイエスエフネットハーモニー(主に障がい者の方で成り立っている)は、障がい者に社会に適応できる能力を身につけてもらうことを目的として設立されました。

 そして「三障がい雇用」といって、身体障がい、知的障がい、精神障がい、という種類を気にすることなく、また重度や軽度にも関係なく、障がい者を採用しているのです。

 ここで、障がい者を採用したいと思う企業が必ずぶつかる壁というものがあります。それは、障がい者にしていただく仕事の確保です。

 この問題があるために、障がい者雇用がなかなか広がっていかないのではないでしょうか。

 この問題を解決するためには、社員が普段からしている仕事を切り出していくしかありません。本書には、アイエスエフネットハーモニー流の仕事の切り出しかたが紹介されています。

強みを伸ばしてあげる
 アイエスエフネットでは、障がい者の能力開発にも力を入れています。その一つに「あいさつ」があるのですが、これは社会人として働くために、最初に必要になるものだからです。

 どのようなことでも、最初はうまくいかないこともありますが、慣れてくるとできるようになってきます。

 このようにして、ゆっくりですが、FDメンバーが自分たちの力で進んでいけるように手助けをしていくのです。社員は、それらをフォローしてあげることになります。仕事の種類によっては、社員の人とかわらない作業ができる人もいるのです。

 厳しいように聞こえるかもしれませんが、アイエスエフネットハーモニーでは、できそうな仕事は、何でもさせてみるという方針をとっています。そうすることで、もしハーモニー以外で働かなくてはならない状況になったときでも、有利に就職できるようにという思いがあるのです。

 それにFDメンバーの成長ほど、うれしいことはありません。

 FDメンバーにとっても、誰かの役に立つ仕事というのは、それだけで生きがいになります。そのためにも、FDメンバーの能力開発、強みと弱みを補完しあえる仕組みが必要になるのです。

この輪を広げていきたいですね
 アイエスエフネットハーモニーには「ハーモニー交流会」「ハーモニー見学会」「父母の会」というように、障がい者に対する理解を深める会が開かれています。

 なぜなら、まだまだ障がい者の企業への就労に関する情報というものが不足しているからです。

 企業にしても、障がい者を雇うことに疑問や不安がありますし、親御さんにも、企業への就職には不安があります。

 それらを取り除くことが、今後、障がい者の雇用を広げていくためには必要になることなのです。

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コメント

障がい者の雇用

以前ゼミの活動で、ある自動車部品メーカーを見学しました。
その企業も障がい者を積極的に雇用しています。

部品製造の鋳型の技術を使って工場の一角にクッキーを作るスペースを設け、そこでは障がい者の方だけでクッキーを作っています。自動車販売店で配られたり、部品供給先の組み立てメーカーの展示施設でおみやげとしても売られています。

障がいの程度に合わせ、基本的な部品組み立てを担当する場合もあるようです。仕事面だけでなく社会的に必要とされる能力の習得もサポートしています。

「企業の社会的責任」の一つとして、こうした企業が増えていくべきだと思います。(「責任」という言葉を使ってしまうと、あたかも障がい者雇用をネガティブなものととらえてるようになってしまいますね(汗)。僕自身も偏見をなくさなければなりません。)

社会的な自立は大切

redjokerさん

私は本書を読んでいて、ある部分に引っかかったところがありました。

ここでは1部分を抜粋しますので、誤解が生まれる可能性もあるのですが、本書には「障がい者を納税者に」という見出しがあります。

これだけを見ると、障がい者の方に労働をさせようというような、ひどいことのようにも見えますが、働くことができる障がい者の方というのは、たくさんいるらしいのです。
ただ、その場所と機会が与えられていないだけなのです。

働いてもらうことをひどいことと思うのか、働く喜びなど、働くことで得られることを大事にするのか、それは意見が分かれるのかもしれません。

私は、この見出しで、多くのことを考えさせてもらうことになりました。

redjokerさんのように障がい者の方が働く現場を見れたことは、きっとこの先よい経験になると思いますよ。

No title

言葉の障がいを持つ子供や成人のリハビリをする
言語聴覚士という仕事をしていました。
(残念ながら、看護はしていませんので、
 読書で気づいた男さんを優しく看病できません><)

やはり、障がい者の雇用は厳しいものがありますね。
脳梗塞で倒れたあと、
リハビリして仕事へ復帰しようと思っても、
なかなか難しい。
特に中小企業はまず無理です。

人間だれでも、
ある日突然障がいを持つ側になる可能性があるのに。
ロシアンルーレットみたいなものです。

雇う側も、
障がい者をどう扱っていいのか分からないのだろうし、
それを知ろうという努力も払えない。

ちなみに私の職場には全盲の視覚障がい者がいました。
マッサージ師さんです。
優しくて思いやりのある頭の良い人で、
きちんと自分が「こういうことに困る」
「こうしてほしい」と主張してくださったので、
こちらも対応することができました。

企業側の理解と、
障がい者側の論理的な主張(これができて、あれはできない、という)
の双方が必要だと思います。

あ、珍しく熱く語っちゃった♡
恥ずかし~///▽///

熱い語りも大歓迎ですよ

空花さん

>企業側の理解と、
>障がい者側の論理的な主張(これができて、あれはできない、という)
>の双方が必要だと思います。

その通りかもしれませんね。
障がい者の人に対して、どのように接してよいのかわからない人にとっては、相手の主張があることは本当に助かることかもしれません。

雇用に関しても、お互いを理解するというところから始めなければ、なかなか進んでいきませんよね。


空花さんは、言語聴覚士という仕事をされていたと書いてありましたが、それを応用して、人の言葉にされない気持ちというものに気づくこともできそうですね。

その雰囲気がブログにも表れているような気もします。

私も気をつけないと、心の中を読まれてしまいますかね(笑)
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